オール・ロボッツ社の天才科学者、緑川博士が新たに開発した「増殖回路」を装備した初のアンドロイドとして、名古屋市立曙中学校に試験配備されたロボット教師。
自己増殖型と呼ばれるその人工知能は従前と異なり、自律判断・自己進化が可能であるのみならず感情をも持ち合わせたものであり、だがそれゆえ世間の誤解を受ける事となってしまう。
教師として必要充分な性能を持つが、パワーや耐火性能にも優れた所を見せる。限定されてはいるが自己修復機能をも備え、その多機能ぶりは試作機であることを割り引いてもややオーバースペックなのだが…
首輪に見えるものは一種の起動キーであり、また首元に集中しているメインテナンス用インターフェイスやエネルギー供給ハッチを覆うカバーも兼ねている。
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